orca のソースコードを取得する

日本医師会はフリーのレセコンソフト orca を開発していて、かなり普及している(素晴らしい!)。これまでにもお仕事として構築支援をたびたびおこなってきたのだが、ソースコードを眺めたことは一度もなかった。

今後もご厄介になると思われるので、ソースコードの取得を試みた。

まずは公式の取得方法を試す。ここに書いてある。

要は、CVS (バージョン管理システム)を使って ssh 接続で日医総研のリポジトリからチェックアウトすればいいということらしい。

1. cvs は使ったことがないので、当然、我が Ubuntu には入ってない。

sudo apt-get install cvs

で cvs を入れる。

2. orcacvs という公開鍵をダウンロード。

3. 以下のコマンドで orcacvs を ~/.ssh/ にコピー

cp  ~/ダウンロード/orcacvs ~/.ssh/orcacvs

続いて chmod 600 ~/.ssh/orcacvs でパーミッションを変更。

4. ~/.ssh/config を作成(あるいは以下の内容を追加)

Host cvs.orca.med.or.jp

User anoncvs

IdentityFile ~/.ssh/orcacvs

ForwardAgent no

ForwardX11 no

(最後の2行は何をやっているんでしょうか?)

5. 後は以下のコマンドでチェックアウト実行。

$ cvs -d :ext:anoncvs@cvs.orca.med.or.jp:/cvs co jma-receipt

回線状況にもよるが10数秒でチェックアウトは終わると思う。

確認してみると…

おお、ちゃんと入ってましたね。

まずは、ソースコード取得成功。

 

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電王戦

将棋 AI 同士のメジャーな大会は2つある。

一つは、GW に開催される世界コンピュータ将棋選手権(World Computer Shogi Championship 略して WCSC)。もう一つは将棋電王トーナメント(Shogi Denou Tournament 略して SDT)。

一般の将棋ファンにも浸透してきた両者だが、性格付けが微妙に異なる。主催者や賞金などもそうだが、決定的に違うのはマシンスペックに関するレギュレーションだろう。

ざっくりいえば、WCSC は「計算機であればなんでも可」だし、SDTは 「ハード同一スペック縛り」だ。ユーザとしては、同一環境での評価関数の質や探索部の出来の良し悪しが知りたいところなので、実用的な意味では SDT の結果の方が気になる。

さて、今年の SDT であるが、11 月 11 日(予選)、12 日(決勝)に開催される。

個人的に注目しているのは、以前にもちらりと紹介した Yamaoka Tadao さんの dlshogi 。ブログの方もちらちら拝見させてもらっていたのだが、いやあかなり計画的に進めてらっしゃる。熟成度という点で古豪のソフトの後塵を拝するかもしれないが、しっかり出場までこぎつけただけでも凄いと思う。

思うに、将棋 AI つくってみようかと検討している人は潜在的には多いと思うが、今までのところかなりマニアックな人たちのみが参加しているような印象を受ける。Yamaoka さんのように他の分野でも一定の実績を持った方が参加してどの程度の結果を残すかというのは、そういった人たちにとって一つの指針になるだろう。

 

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AWS のインスタンスが消えた?

試験的に AWS (Amazon Web Service) にインスタンスを作っていたのだが、2~3週間ぶりにコンソールを覗いたらインスタンスが消えていた。

おかしい、確かに Ubuntu を入れたのだが? 無料枠で一定期間利用してなかったのがいけなかったのか? と頭上に?マークをいっぱい掲げながらいろいろ調べてみた。

結論から言えば、インスタンスは消えていなかった。

利用していないうちにコンソールのリージョンが切り替わっていたのが原因だった。

コンソールの右上からインスタンス作成時のリージョンを選ぶと無事行方不明になっていたインスタンスが発見できましたとさ。

早く慣れたいところ。

 

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初めての HP

たまには仕事の話。

最近、小規模な医療・福祉施設向けの HP (ホームページ)の作成依頼が重なって、そちらの方に精を出していた。

ちょっと興味を持ってその手の分野を調べたのだが、費用の相場はたいてい 『初期の HP 作成料』(5万~程度)+『月々の管理料』(1万~程度)のようだ。

ある程度の規模の施設の場合、月々の管理料は問題ならないのだろうが、数名程度の施設の場合、この価格構成、特に月々の管理料が発注側の悩みの種となっているようだ。「効果があるのかどうかもわからない、使いこなせるかどうかもわからない情報発信媒体に少額とはいえ月々費用を投じていいものか?」というのはまあ納得できる話だ。

クリニック・病院などの場合は、HP の効果は既に自明であり、自作できる人材もいたりするので、こういった状況にはならないが、個人経営に近い薬局や介護事業所などの場合、上記のような理由でまだ HP を持っていないところがけっこうあるようだ。

私としても月々数万程度で今後数年間 HP のメンテに縛られるのは嫌なので、初期費用のみ(しかもかなり格安!)で HP の作成を引き受けることにした。まあ、本職の web 屋さんでもないしね。

そのうちの一つが、そろそろモノになってきたので、ちらっと公開しておく。

見る人が見ればわかると思うが、某有名 web アプリ使いまくりのサイト構成になっている。凝ったカスタマイズもしてない。公式テーマ様々という感じのつくりだ。一部 JavaScript も使ったが、さほど複雑な動作はさせていない。

で、ここが肝心な点なのだが、発注主はこれで十分満足しているようだ。有り難い限り。

マテリアルデザインでレスポンシブで・・・と格好の良さを求めるアプローチは、間違っていないと思うが、やはり未経験者の「自分で打った文章がそのまま記事になる」とか「自分でチョイスした写真がトップ画像を飾る」とか「今までやってきたことが形になって表現できている」という感動には勝てないと思う。そのための器はシンプルなもので十分だということなのだろう。

このやり方だと(発注主にも最低限の操作方法諸々は覚えてもらう必要があるので)初期に手間はかかるが、そこさえ通過すればこちらの方は手間いらずだ。さらに、発注主の「自分でカスタマイズしたい」という欲求も満たすようだ。

好きなようにいじくりたおしてもらえれば、と思う。

 

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実戦詰将棋 2

横歩取り△4五角で相手のポカもありこちら勝勢。

くっそ、この7手詰め見えんかった 。。。(´・ω・)

 

 

 

正解 △5九角打▲7九玉△8六角成(or △7五角成 or △9五角成)▲6九飛打△同龍▲同玉△5九飛打

実戦は、5三の馬を素抜いてお相手に投げてもらいました。

 

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実戦詰将棋 1

ありがちな局面。5手詰め。

 

 

 

正解は、▲3四金△同玉▲3五馬△3三玉▲3四香。

 

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中盤の手筋 次の一手 筋違い銀

対角交換四間を苦手としていた。頻度的にそう多くはないし、強い使い手にそうそうあたらなかったという事情もある。

守備陣形は銀冠に組むのがいいらしい。今回は、銀冠に組んでいる最中に相手は一直線に美濃を完成。逆棒銀を仕掛けられた。こちらは非常手段的に右銀を斜め棒銀(鳥刺し)ぽく使い対抗。しかし、▲3五歩と押さえ込まれた。▲4七と引くようでは勝てないし、▲2五銀では逆棒銀がキマってしまう。

次の一手は?

 

 

正解は▲3五銀(同銀)と取り込む。

△同銀なら、もちろん▲2二飛で飛車が取れるし、△2五歩と受けても▲2三歩打△同飛▲5六角打がキビしい。

ソフトで読むと、後手のもっとも良い対応は△3九角打と攻め合いを目指すことらしい。以下、▲2四飛△同飛▲同銀と飛車交換。△2八飛打に対して▲2二飛打と対抗。△5七角成がキビしいように思うが、ソフト的には角・銀・桂を手持ちにしているのが大きいと見ているようだ。

まあ、それはともかく振り飛車側が(逆)棒銀を使った際、上の局面はよく出くわす。上でみたように、銀の突進を逸らすような受けの手筋はあるように思うが、これ、なんていうんでしょうね? 飛車銀が同じ筋にあって、こちらサイドの銀だけ一筋お隣なので、ここではとりあえず「筋違い銀」と勝手に命名した。

 

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級位者の愉快な対局 次の一手 △横歩取り3三歩戦法

もう級位者でもなくなったのだが、当時のテイスト溢れる対局を経験した。

横歩取りで▲3四飛とした後、後手も△7六飛としてしまうと、▲2二角成の強襲があって、△同銀でも△同金でも金銀の連結が外れ、飛車が成りこんでゲームセット、という進行がよく紹介されているが、このときの飛車の成りこみを防ぐ驚愕の面白戦法が以下の△3三歩。

正直、指されて驚いた(笑)。

さて、どう対応したらいいだろう?

 

 

次の一手的には▲3二馬が正解だが、▲3一馬や▲8四飛車、▲2一馬なども先手勝勢~優勢(elmo 2017 調べ)。

▲3二馬△3四歩と飛車を取れば、▲3一馬で先手金銀得。▲5三馬の狙いも残っている。

▲3二馬△同銀と馬を取れば、▲2四飛△2三歩打。▲2八飛とひいても金得の上に▲2二歩打の狙いが残る。

やはり、「横歩を取るのは先手の権利」なんだろうが、相手が高段者の場合、ここからでも勝ち切るのは大変なんだろうなあとは思う。

 

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大人のための将棋再入門 6 対局場所

大人になってから将棋を再開しても同志がどこからともなくあらわれて、仕事上のつきあいもかねがね趣味的に指したりしているのだが、かといって頻度がそう多いわけでもない。

強さの追及がメインではないので、道場に通ったり、ソフトとの真剣対局を日課にしたり、というのは何か違う。

というわけで主な対局場所はネットということになった。みなさんがおすすめする将棋道場24 はいいのだろうが、きちんとしすぎていて、私にはあわなかった。細切れの時間を使って、気分転換も兼ねてとなると、将棋ウォーズしかない。接続切れや放置が多いとは聞いていたが、実際多い。やられるとムカついたりもするのだが、自分も急な来客時には結果的に放置プレイになってしまうことがあるので(なるべく投了するようにしてますが)人のことはいえない。

経験値も上げたい、気分転換的なエンタメ性も堪能したいって人にはウォーズがおすすめである。

だが、これが厳密に「将棋」かといわれると、やはりちょっと違うと思う。『期神』などという合法的ソフト指しを認めている時点で、厳密な意味で「将棋」ではないだろう。あくまで「将棋ウォーズ」というゲーム。だからといって棋力向上に役立たないかといえば、そんなことはない。

利用時の感想&注意点などをいくつか。

・将棋再開組の多くは「ウォーズ」的な水準では終盤力はそこそこある。やり始めの頃などは、序中盤の知識がないに等しく、必敗形になったりするのだが、終盤になるとなぜか相手が見え見えの一手詰めを見えてないケースが多く、簡単に逆転したりする。3手程度の簡単な詰み手順発見の能力は、そうは衰えない。

『期神』を使うとリズムが崩れる。せっぱつまった局面で使ったことが2~3回あるのだが、手の意味がわからず、その後、どう指し継いでいいかわからず困った。以来、一切使ってない。

長考OK。10分切れ負けであるにもかかわらず、最善手を求めて時間はふんだんに使った。当然、時間切れ負けになるのだが、検討時には、記憶に残っていてやりやすかった。

・ソフト指しと対戦するのが嫌なら、10秒切れ負けで序盤をノータイムで指す。おそらく相手の局面編集が間に合わないのか、ほぼソフト指しは排除できる。

長考OKは、個人的にはリミッターと呼んでいた。勝ちにこだわるならば、長考せず60~70点の手をぱしぱし指していった方がいいのだろうが、棋力向上のトレーニング的な意味合いもあったのでそうはしなかった。

逆にリミッターを解除すると、勝率はがこんと上がります。私の場合、1級に上がるまで 3ヶ月程度、そこで勉強もかねがねちんたらやっていたのだが、そろそろ諸々の知識もついてきたので「もういいか」と思い、リミッターを解除したら、途端に級位者に対して取りこぼしがなくなり、次第に初段~二段クラスにも一発入れられるようになって勝率が上がった。結果的には、再開後 6ヶ月足らずで初段に昇段となりました(←今、ここ)。たぶん、棋力は子供の頃より上がってます。

 

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大人のための将棋再入門 5 これやっちゃあかん!な中盤

棒銀くん・中飛車くん・早石田くんなどの対策もある程度できた、よく使う戦法の使い勝手も慣れてきた、となると、あとは出現頻度の高い進行の定跡などの理解、ということになりますが、定跡書をじっくり読むのは少々面倒だし、読んでもなかなか覚えられないと思います。(私も定跡本の類は読んだことなし)
おすすめなのが、実戦ででてきて印象が強かった進行を記録しておき、ある程度ストックできたら、類型化して整理して覚える、という方法論です。
意識的に覚えようとしなくても、この手の対局は印象に残っているものなので(特に一発『喰らってしまった』対局)、対局数に比例して経験値が上がっていくと思います。例えば、こんな例。

言葉にすれば、『角交換後の4五桂早仕掛け』ということなんでしょうが、この手の筋は、実際の対局で経験しないとなかなか身につかないでしょう。逆に、身についてしまえば、類似進行の際に隙あらば『一発入れて』やろうという意識が芽生えるはずです。
しんねりむっつり定跡を覚えるよりは、まずは「これやっちゃあかん」な筋を覚えていく方がより実用的な気がします。

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