カテゴリー別アーカイブ: 将棋

電王戦

将棋 AI 同士のメジャーな大会は2つある。 一つは、GW に開催される世界コンピュータ将棋選手権(World Computer Shogi Championship 略して WCSC)。もう一つは将棋電王トーナメント(Shogi Denou Tournament 略して SDT)。 一般の将棋ファンにも浸透してきた両者だが、性格付けが微妙に異なる。主催者や賞金などもそうだが、決定的に違うのはマシンスペックに関するレギュレーションだろう。 ざっくりいえば、WCSC は「計算機であればなんでも可」だし、SDTは 「ハード同一スペック縛り」だ。ユーザとしては、同一環境での評価関数の質や探索部の出来の良し悪しが知りたいところなので、実用的な意味では SDT の結果の方が気になる。 さて、今年の SDT であるが、11 月 11 日(予選)、12 日(決勝)に開催される。 個人的に注目しているのは、以前にもちらりと紹介した Yamaoka Tadao さんの dlshogi 。ブログの方もちらちら拝見させてもらっていたのだが、いやあかなり計画的に進めてらっしゃる。熟成度という点で古豪のソフトの後塵を拝するかもしれないが、しっかり出場までこぎつけただけでも凄いと思う。 思うに、将棋 AI つくってみようかと検討している人は潜在的には多いと思うが、今までのところかなりマニアックな人たちのみが参加しているような印象を受ける。Yamaoka さんのように他の分野でも一定の実績を持った方が参加してどの程度の結果を残すかというのは、そういった人たちにとって一つの指針になるだろう。  

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実戦詰将棋 2

横歩取り△4五角で相手のポカもありこちら勝勢。 くっそ、この7手詰め見えんかった 。。。(´・ω・)       正解 △5九角打▲7九玉△8六角成(or △7五角成 or △9五角成)▲6九飛打△同龍▲同玉△5九飛打 実戦は、5三の馬を素抜いてお相手に投げてもらいました。  

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実戦詰将棋 1

ありがちな局面。5手詰め。       正解は、▲3四金△同玉▲3五馬△3三玉▲3四香。  

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中盤の手筋 次の一手 筋違い銀

対角交換四間を苦手としていた。頻度的にそう多くはないし、強い使い手にそうそうあたらなかったという事情もある。 守備陣形は銀冠に組むのがいいらしい。今回は、銀冠に組んでいる最中に相手は一直線に美濃を完成。逆棒銀を仕掛けられた。こちらは非常手段的に右銀を斜め棒銀(鳥刺し)ぽく使い対抗。しかし、▲3五歩と押さえ込まれた。▲4七と引くようでは勝てないし、▲2五銀では逆棒銀がキマってしまう。 次の一手は?     正解は▲3五銀(同銀)と取り込む。 △同銀なら、もちろん▲2二飛で飛車が取れるし、△2五歩と受けても▲2三歩打△同飛▲5六角打がキビしい。 ソフトで読むと、後手のもっとも良い対応は△3九角打と攻め合いを目指すことらしい。以下、▲2四飛△同飛▲同銀と飛車交換。△2八飛打に対して▲2二飛打と対抗。△5七角成がキビしいように思うが、ソフト的には角・銀・桂を手持ちにしているのが大きいと見ているようだ。 まあ、それはともかく振り飛車側が(逆)棒銀を使った際、上の局面はよく出くわす。上でみたように、銀の突進を逸らすような受けの手筋はあるように思うが、これ、なんていうんでしょうね? 飛車銀が同じ筋にあって、こちらサイドの銀だけ一筋お隣なので、ここではとりあえず「筋違い銀」と勝手に命名した。  

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級位者の愉快な対局 次の一手 △横歩取り3三歩戦法

もう級位者でもなくなったのだが、当時のテイスト溢れる対局を経験した。 横歩取りで▲3四飛とした後、後手も△7六飛としてしまうと、▲2二角成の強襲があって、△同銀でも△同金でも金銀の連結が外れ、飛車が成りこんでゲームセット、という進行がよく紹介されているが、このときの飛車の成りこみを防ぐ驚愕の面白戦法が以下の△3三歩。 正直、指されて驚いた(笑)。 さて、どう対応したらいいだろう?     次の一手的には▲3二馬が正解だが、▲3一馬や▲8四飛車、▲2一馬なども先手勝勢~優勢(elmo 2017 調べ)。 ▲3二馬△3四歩と飛車を取れば、▲3一馬で先手金銀得。▲5三馬の狙いも残っている。 ▲3二馬△同銀と馬を取れば、▲2四飛△2三歩打。▲2八飛とひいても金得の上に▲2二歩打の狙いが残る。 やはり、「横歩を取るのは先手の権利」なんだろうが、相手が高段者の場合、ここからでも勝ち切るのは大変なんだろうなあとは思う。  

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大人のための将棋再入門 6 対局場所

大人になってから将棋を再開しても同志がどこからともなくあらわれて、仕事上のつきあいもかねがね趣味的に指したりしているのだが、かといって頻度がそう多いわけでもない。 強さの追及がメインではないので、道場に通ったり、ソフトとの真剣対局を日課にしたり、というのは何か違う。 というわけで主な対局場所はネットということになった。みなさんがおすすめする将棋道場24 はいいのだろうが、きちんとしすぎていて、私にはあわなかった。細切れの時間を使って、気分転換も兼ねてとなると、将棋ウォーズしかない。接続切れや放置が多いとは聞いていたが、実際多い。やられるとムカついたりもするのだが、自分も急な来客時には結果的に放置プレイになってしまうことがあるので(なるべく投了するようにしてますが)人のことはいえない。 経験値も上げたい、気分転換的なエンタメ性も堪能したいって人にはウォーズがおすすめである。 だが、これが厳密に「将棋」かといわれると、やはりちょっと違うと思う。『期神』などという合法的ソフト指しを認めている時点で、厳密な意味で「将棋」ではないだろう。あくまで「将棋ウォーズ」というゲーム。だからといって棋力向上に役立たないかといえば、そんなことはない。 利用時の感想&注意点などをいくつか。 ・将棋再開組の多くは「ウォーズ」的な水準では終盤力はそこそこある。やり始めの頃などは、序中盤の知識がないに等しく、必敗形になったりするのだが、終盤になるとなぜか相手が見え見えの一手詰めを見えてないケースが多く、簡単に逆転したりする。3手程度の簡単な詰み手順発見の能力は、そうは衰えない。 ・『期神』を使うとリズムが崩れる。せっぱつまった局面で使ったことが2~3回あるのだが、手の意味がわからず、その後、どう指し継いでいいかわからず困った。以来、一切使ってない。 ・長考OK。10分切れ負けであるにもかかわらず、最善手を求めて時間はふんだんに使った。当然、時間切れ負けになるのだが、検討時には、記憶に残っていてやりやすかった。 ・ソフト指しと対戦するのが嫌なら、10秒切れ負けで序盤をノータイムで指す。おそらく相手の局面編集が間に合わないのか、ほぼソフト指しは排除できる。 長考OKは、個人的にはリミッターと呼んでいた。勝ちにこだわるならば、長考せず60~70点の手をぱしぱし指していった方がいいのだろうが、棋力向上のトレーニング的な意味合いもあったのでそうはしなかった。 逆にリミッターを解除すると、勝率はがこんと上がります。私の場合、1級に上がるまで 3ヶ月程度、そこで勉強もかねがねちんたらやっていたのだが、そろそろ諸々の知識もついてきたので「もういいか」と思い、リミッターを解除したら、途端に級位者に対して取りこぼしがなくなり、次第に初段~二段クラスにも一発入れられるようになって勝率が上がった。結果的には、再開後 6ヶ月足らずで初段に昇段となりました(←今、ここ)。たぶん、棋力は子供の頃より上がってます。  

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大人のための将棋再入門 5 これやっちゃあかん!な中盤

棒銀くん・中飛車くん・早石田くんなどの対策もある程度できた、よく使う戦法の使い勝手も慣れてきた、となると、あとは出現頻度の高い進行の定跡などの理解、ということになりますが、定跡書をじっくり読むのは少々面倒だし、読んでもなかなか覚えられないと思います。(私も定跡本の類は読んだことなし) おすすめなのが、実戦ででてきて印象が強かった進行を記録しておき、ある程度ストックできたら、類型化して整理して覚える、という方法論です。 意識的に覚えようとしなくても、この手の対局は印象に残っているものなので(特に一発『喰らってしまった』対局)、対局数に比例して経験値が上がっていくと思います。例えば、こんな例。 言葉にすれば、『角交換後の4五桂早仕掛け』ということなんでしょうが、この手の筋は、実際の対局で経験しないとなかなか身につかないでしょう。逆に、身についてしまえば、類似進行の際に隙あらば『一発入れて』やろうという意識が芽生えるはずです。 しんねりむっつり定跡を覚えるよりは、まずは「これやっちゃあかん」な筋を覚えていく方がより実用的な気がします。

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大人のための将棋再入門 4 (居角)左美濃右四間

将棋再開後、棒銀くん・中飛車くん・早石田くんの対策がある程度できるようになると、そろそろ日常使いできる汎用性の高い戦法をマスターしたくなってくる。 お勧めは、(居角)左美濃。特に攻撃ユニット(右辺)を右四間に組む形は、陣形やその狙いがはっきりしているので真似しやすい。特に古典的な矢倉に対しての威力は絶大で、少々おかしな駒組してもウォーズ低級位レベルならほぼほぼ勝てると思う。 実際の進行例はこんな感じです。 私の子供のころは、入門書には決まって矢倉が紹介されていて、あまり疑問もなくそのように組むことが多かったが、この矢倉というのは、冷静に考えると ・囲いを組むまでに手数がかかる ・基本的に引き角なので攻撃への活用が意外にしにくい という弱点がある。特に後者などは、下段に引いた角と入城しようとする玉がたびたび「ごっつんこ」する。だから、その駒組の不自由さは常々感じていたはずなのに、これに改良を加えようとは当時はこれっぽちも思わなかった。刷り込みって怖いね。 それはともかく攻撃時のポイントは、 ・飛角(右)銀(右)桂を攻撃に参加させる ・飛車・角の大駒は大胆に切ってもよいからとにかく攻めを繋げる ことでしょうか。ここらへんがうまくいけば、仕掛けから寄せまで割と一直線に進行する場合が多く、かなり気分よく勝てる戦法です。 細かい話をすると、「左美濃+中飛車」や「左美濃+早繰り銀」などのバリエーションもありますが、ここらへんは応用編といったところでしょう。私も勉強中です。時系列的にみると、先手番矢倉の対抗策として左美濃登場→さらにその対抗策として雁木の再評価という流れのようです。2017年現在、将棋研究のテーマの一つにもなっているようですが、級位者レベルにとってこれはテーマがいささか細かすぎる。再開最初は、まずは大雑把に全体を掴みましょう。

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xampp のお手軽感がちょうどいい、からのデバッグ その2

持ち駒の処理に着手。 成り駒をそのまま手持ちにしている。 修正。 うまくいった。後は、「打」のときに持ち駒を手放すロジックをつくる必要がある。面倒そう。。。 が、JavaScript は (持ち駒情報の文字列) = (持ち駒情報の文字列).replace(持ち駒の文字列表現, ”); で(持ち駒情報の文字列)から最初にマッチした(持ち駒の文字列表現)だけ削除される仕様とのこと。全部が置き換わるわけではないという。便利なのか非合理的なのかよくわからない。 実装。 おお、うまく動いているっぽい。 この一局は、おおむね正しく表示されているようだ。   ここまでの成果は JSKifuForWP のテストページで。  

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大人のための将棋再入門 3 脳内評価関数更新用早石田くん対策

ウォーズ低級位時は、相手が棒銀・中飛車・早石田を指してくる場合が本当に多い。 対策立ててないと の局面で恐怖を覚えます。「飛車が危ない」と。 要するに、この後、どこかで▲7四歩△同歩▲2二角成△同銀と進んだ場合の▲5五角の飛車取りを予想して身構えるわけですね。例えば、こんな局面、 この場合には、△3三角打と自陣角を打つのが好手です(おそらく定跡にもなっていると思う)。 つまり、飛車を取らせるわけです。 落ち着いて考えると▲8二角成△同銀としたところで単なる飛車角交換ですし、この後、後手陣に飛車を打ち込む隙はありません。むしろ△9九角成を防ぐために後手に回ることになります。 この進行を早石田対策としてとりあえず覚えておいてもいいですし、 どんなときでも 飛車>角 → 序盤は飛車より角 というふうに脳内評価関数を更新しておきましょう。 この後の進行はここなんか参考にしてください。  

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