電王戦

将棋 AI 同士のメジャーな大会は2つある。

一つは、GW に開催される世界コンピュータ将棋選手権(World Computer Shogi Championship 略して WCSC)。もう一つは将棋電王トーナメント(Shogi Denou Tournament 略して SDT)。

一般の将棋ファンにも浸透してきた両者だが、性格付けが微妙に異なる。主催者や賞金などもそうだが、決定的に違うのはマシンスペックに関するレギュレーションだろう。

ざっくりいえば、WCSC は「計算機であればなんでも可」だし、SDTは 「ハード同一スペック縛り」だ。ユーザとしては、同一環境での評価関数の質や探索部の出来の良し悪しが知りたいところなので、実用的な意味では SDT の結果の方が気になる。

さて、今年の SDT であるが、11 月 11 日(予選)、12 日(決勝)に開催される。

個人的に注目しているのは、以前にもちらりと紹介した Yamaoka Tadao さんの dlshogi 。ブログの方もちらちら拝見させてもらっていたのだが、いやあかなり計画的に進めてらっしゃる。熟成度という点で古豪のソフトの後塵を拝するかもしれないが、しっかり出場までこぎつけただけでも凄いと思う。

思うに、将棋 AI つくってみようかと検討している人は潜在的には多いと思うが、今までのところかなりマニアックな人たちのみが参加しているような印象を受ける。Yamaoka さんのように他の分野でも一定の実績を持った方が参加してどの程度の結果を残すかというのは、そういった人たちにとって一つの指針になるだろう。

 

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